ARTIST’S STORY しょうじこずえ

生命観を鮮烈な眼差しで観る者に説く

森羅万象からのインスピレーションを存分に吹き込んだ絵画や木彫立体、パッチワークなどの作品を発表している、しょうじこずえさん。西洋美術のシュルレアリスムも南国のスピリチュアルアートも合わせて飲み込んだかのような豊かな構想リソース、パッション溢れる表現に各方面から注目が集まっています。彼女の作品では激しくディフォルメされた「眼力」が特徴的。それらのクリーチャーたちは彼女自身の生命観を鮮烈な眼差しで観る者に説き続けているようです。2019年の仙台四郎展では、木パネルに布をコラージュし刺繍も施したミクストメディアの力作を出展いただきました。

profile

1988年、宮城県山元町生まれ。東北生活文化大学生活美術学科在学中に学科内コンクールで最優秀賞(中本誠司現代美術館賞)を受賞し注目を集めた。2011年同大卒業後、本格的に制作活動を始める。「YOUNG ART TAIPEI」(台湾)など国内外のアートフェア、グループ展に多数参加。最近の個展に「いのちの棲み家」(2018年、Gallery FACE TO FACE)、「わたしのいのちをあなたへ」(2019年、Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi)など。「MONSTER EXHIBITION 2017」にて優秀賞受賞。

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